こんにちは、さるまりんです。
gitのコミットはそのIDで特定することができます。
こんな感じの文字列です。
bc832661c51e0836715cd4bf2b481f76cac3254c
でも、これ覚えられないですよね。覚える意味もないか。
開発しててあとから「特定の時点」のコードに戻りたいなんて時があると思います。「特定の時点」はコミットを参照することで可能ですが、その都度、上のような文字列で記録しておくのもなんなのでタグという仕組みを使います。
タグ付けとはコミットにわかりやすく名前をつけることです。意味もない文字列より名前であれば覚えないにしてもわかりやすいですよね。
gitでタグ付け
タグ付けは以下のようにして行います。
- ローカルでタグ付け
- リモートにプッシュ
1. ローカルでタグ付け
まずはローカルでタグ付けです。
git tag [タグ名]
自分の作業ディレクトリでタグをつけます。
例えば2018年11月21日に本番化するコミットに対してその日付をもとにした名前のタグをつけるには
git tag rel_20181121
のようにします。
(relはリリース(release)を意味しています。)
2. リモートにプッシュ
ローカルで付けたタグはそのままだと自分だけのものです。これを一緒に作業をしているみんなと共有するためにリモートに反映するためにgit push
を実行します。
git push origin [タグ名]
上の例のタグをリモートに反映するには
git push origin rel_20181121
のようにします。
ブランチを作ってタグをチェックアウト
こうすることで以降タグをチェックアウトしたり、それをもとにブランチを作成することができるようになります。
git checkout -b [ブランチ名] [タグ名]
例えば
git checkout -b dev_20181121 rel_20181121
でrel_20181121
からブランチdev_20181121
を作ってチェックアウト。これで過去の特定の時点から編集を続けることができますね。
どれくらい使うかはわからないですが、今回いろいろやっていて記録していたいものがあったのでやってみました。
やっぱりgitは奥深い。勉強します。
読んでくださってありがとうございました。
それではまた!